マウスピース矯正とワイヤー矯正との違いは?

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マウスピース矯正

マウスピース矯正とワイヤー矯正との違いは?メリットデメリットをご紹介

2024年6月8日

歯列矯正にはさまざまな方法がありますが、その中でも特に人気があるのがマウスピース矯正とワイヤー矯正です。

両者はそれぞれ異なるメリットやデメリットを持ち、理想の歯並びやライフスタイルに応じて選ばれます。

本記事では、マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いについて詳しく解説します。

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正の特徴と仕組み

マウスピース矯正は、透明なプラスチック製の矯正装置を使って歯を動かす方法です。

インビザラインやアクアシステムなどが代表的なブランドとして知られています。

歯列に合わせてカスタムメイドされ、2週間ごとに新しいマウスピースに交換することで、徐々に歯を正しい位置に移動させます。

マウスピース矯正のメリット

  1. 目立たない: マウスピースは透明で目立たないため、装着していても他人に気づかれにくいです。特に大人の患者に人気があります。
  2. 取り外し可能: 食事や歯磨きの際には取り外せるため、従来の矯正装置よりも口腔衛生を保ちやすいです。
  3. 快適さ: 金属製のワイヤーやブラケットがないため、口内に当たる不快感や傷が少なく、装着感が比較的快適です。
  4. 治療計画の可視化: コンピュータシミュレーションを使って治療計画を立てるため、治療開始前に最終的な歯並びをイメージしやすいです。

マウスピース矯正のデメリット

  1. 装着時間の厳守: 効果を得るためには、1日20時間以上の装着が必要です。自己管理が求められ、装着時間が不足すると治療が遅れる可能性があります。
  2. 適応症例の制限: 軽度から中程度の歯列不正には適していますが、複雑な症例や大きな歯の移動が必要な場合には不向きです。
  3. 治療費: ワイヤー矯正と比較すると、場合によっては高額になることがあります。
  4. 交換の手間: 2週間ごとに新しいマウスピースに交換する必要があり、手間がかかります。

ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正の特徴と仕組み

ワイヤー矯正は、金属製のブラケットを歯に接着し、そこにワイヤーを通して歯を動かす方法です。

金属製の他に、セラミックブラケットや舌側矯正(裏側矯正)など、見た目に配慮した方法もあります。

ワイヤーの調整により、歯に適切な力を加えて矯正していきます。

ワイヤー矯正のメリット

  1. 適応症例の広さ: 軽度から重度の歯列不正まで幅広く対応でき、抜歯が必要な場合や複雑な治療も可能です。
  2. 治療の確実性: 歯に直接固定されているため、装置の効果が確実で安定しています。治療結果が予測しやすいです。
  3. 費用のバリエーション: 金属ブラケットを使用する場合、比較的費用が抑えられることが多いです。
  4. 治療期間の短縮: 複雑な治療を要する場合でも、効率よく歯を動かせるため、治療期間が短くなることがあります。

ワイヤー矯正のデメリット

  1. 目立つ: 金属製のブラケットやワイヤーが口元で目立ちやすく、見た目が気になる方には不向きです。
  2. 不快感: 金属が口内に当たるため、痛みや不快感を感じることがあります。また、口内炎ができやすくなります。
  3. 口腔衛生の難しさ: 装置が固定されているため、歯磨きやフロスが難しく、口腔衛生を保つのに工夫が必要です。
  4. 食事制限: 硬いものや粘着性のある食べ物は装置を破損する恐れがあるため、食事に制限が生じます。

マウスピース矯正・ワイヤー矯正どちらを選ぶべきか

理想の歯並びとライフスタイル

マウスピース矯正とワイヤー矯正のどちらを選ぶかは、理想とする歯並びやライフスタイルによります。

目立たない矯正を希望する場合や、取り外し可能な装置を好む場合はマウスピース矯正が適しています。

一方、複雑な歯列不正を治療したい場合や、装置の管理に自信がない場合はワイヤー矯正が適しています。

矯正歯科医の意見を聞く

最適な矯正方法を選ぶためには、矯正歯科医の意見を聞くことも重要です。

歯列の状態や治療のゴールを踏まえて、専門的なアドバイスを受けることで、最適な治療法を選ぶことができます。

初診時にしっかりと相談し、治療計画を立てることが成功への第一歩です。

まとめ

マウスピース矯正とワイヤー矯正のそれぞれには、異なる特徴とメリット、デメリットがあります。

自分に合った方法を選ぶためには、治療の目的や生活スタイル、予算などを考慮することが大切です。

また、矯正治療は医療費控除の対象となるため、治療費の負担軽減も考慮することができます。

矯正治療を始める前に、しっかりと情報を収集したり、矯正歯科医と相談するなどして自分にピッタリな矯正方法を選択してください。

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